概要
Xモデレーション研究コンソーシアムへの参加にご関心をお持ちいただき、ありがとうございます。この概要をよくお読みになってから、以下の応募フォームに入力してください。
コンソーシアムの目的
Xは、Xモデレーション研究コンソーシアム(「TMRC」または「コンソーシアム」)を通じて、プラットフォームのガバナンス問題を公益のために研究している世界中の学術研究機関、市民社会、NGO、報道機関などの研究者と、情報操作およびコンテンツモデレーションに関する大規模なデータセットを共有しています。コンソーシアムは、コンテンツモデレーションのポリシーと強制的対応に関するXの判断について、透明性を高めることを目的とした業界最先端の取り組みです。
コンソーシアムの参加条件
コンソーシアムへの参加は応募制です。コンソーシアムの目的は、インクルーシブでありながらもコンソーシアムのデータのプライバシーとセキュリティを確保し、倫理的かつ公共の利益となる利用を促すことです。コンソーシアムでは、さまざまな経歴や経験を持ち、多様な手段でコンテンツモデレーションに関連するデータドリブン分析に携わる研究者の皆様からのご応募をお待ちしています。
会員資格に応募いただくには、以下を満たしていることをご提示いただく必要があります。
- 主な所属先が学術機関、報道機関、非営利団体、市民団体の研究機関であること。学生の場合は、修士課程または博士課程相当の学生に限ります。現時点で学部生は対象外です。
- これまでにデータドリブン分析の経験や関連スキルがあること。コンソーシアムのデータセットは主にJSONファイルで公開されており、分析には技術的スキルが求められます。
- コンソーシアムが提供するデータの公益研究における具体的な利用例(「公益研究における利用例」とは、報道、学術、非営利/市民社会に関する目的を持った非営利的な研究を意味します)
- 業界標準のプランとシステムを利用してコンソーシアムが提供するデータのプライバシーとセキュリティを確保すること。コンソーシアムの会員にはデータ利用契約を締結していただきます。
コンソーシアムに参加いただけないケース
さらに、応募者が以下に該当する場合は、本コンソーシアムに参加できません。
学部生である場合(修士課程または博士課程の学生のみが対象となります)。
主な所属先が企業や政府関係機関である場合。
主な所属先が学術機関、報道機関、非営利団体、市民団体などの研究機関に該当しない場合。
コンソーシアムのデータを政府またはその他の当事者と共有する計画がある場合。
応募手続きと審査
応募はXにて審査の上、入会の可否を応募者に通知させていただきます。選考の対象となるのは、これまで独自の研究を行ってきた実績のある研究者、もしくは、コンソーシアムのデータの提供を受け、適切な目的を持って研究を進められることを証明するその他の基準を満たす研究者です。コンソーシアムの目的に沿った研究とは、コンテンツモデレーションやプラットフォームインテグリティの問題を深く理解することを目的とした、学術機関、報道機関、非営利団体、市民団体による研究です。
コンソーシアムへの参加が認められると、要件を満たす研究者はデータセットへのアクセス権を使用して独自に研究活動を行うことができます。Xは、コンソーシアムのデータセット、リリース、更新の品質、性質、頻度、コンソーシアム会員が遂行する適格な研究の取り組みや種類に関していかなる表明も行わず、コンソーシアムの適格研究者の意思決定や成果物を審査することも、それに関与することもありません。
この応募を完了するかどうかは完全に任意です。応募フォームを提出することにより、コンソーシアムの会員になる適性を判断する目的において回答内容が使用されることに同意したものとみなされます。個々の回答は秘密として扱われ、個人情報は参加資格を判断する目的にのみ使用されます。提出後に応募を取り消す場合は、Xが応募を受け付けたときに届いた確認メールにご返信ください。Xへのお問い合わせはこちらからも可能です。
応募フォームの記入と提出のポイント
ここで応募フォームの全体を確認し、回答はあらかじめ別の書面にまとめておき、提出時に最終的な回答をすべてここに記入することをおすすめします。できるだけ多くの情報をご提供いただくことで、応募資格の確認や検討がしやすくなります。
応募フォームは英語でご記入ください。